5万人規模の「仮想ブラウザ」刷新 運用管理に悩む第一生命保険の選択は?セキュリティと利便性を両立

大規模な仮想ブラウザシステムの運用には、サーバー管理の負荷増大や従業員の不満など、さまざまな課題がつきまとう。5万人規模の仮想ブラウザシステムを刷新した第一生命保険は、これらの課題をどのように解決したのか。

2024年12月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタル化が進む金融業界において、セキュリティの確保は重要な課題だ。代表的な対策として、業務で使用する社内システムのネットワークと、外部のWebサイトに接続するためのインターネットを切り離すインターネット環境の分離がある。ただし実装方法によっては、運用コストの増大や従業員の生産性低下といった新たな課題を生む可能性もある。

 第一生命保険は、5万名を超える従業員が利用する仮想ブラウザシステムのリプレイスに際して、セキュリティと利便性の両立という課題に直面していた。複数の課題を解消するために、同社はどのような手順を踏み、何を重視してシステムのリプレイスを進めたのか。新システムを導入したことで、どのような効果を得たのか。その過程と成果を、担当者へのインタビューを基に解説する。

※本稿は、ソリトンシステムズからの寄稿記事を再構成したものです。

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