システムの統合で取りこぼしが生じる可能性も AIを活用して回避する方法とは?統合運用管理をAIで高度化

複数のシステムやサービスを組み合わせて利用することが当たり前になる一方で、システム運用管理の複雑化に課題を感じている企業は少なくない。こうした状況を改善し、システムの統合をスムーズに進めるためにはどうしたらよいのか。

2024年12月12日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 ビジネスの変化のスピードに追従するために、企業では複数のシステムやサービスを組み合わせて利用するようになった。そこで課題になっているのが「システム運用管理の複雑化」だ。

 システムがオンプレミスとクラウドに散らばり、アーキテクチャも統一されていないという企業は多い。特に長年にわたってITを活用し、その時々でベストと思われるやり方でシステムを構築してきた大企業では、メインフレームをはじめ、多数のサーバをオンプレミスで運用しつつ、クラウドも利用しているのが一般的だ。

 それらを統合的に管理する製品やサービスは市場に存在するものの、有識者によると「何を統合できるかはその製品やサービスがリリースされた状況によって異なり、場合によって取りこぼしが生じる」。そこで注目されているのが運用管理にAI(人工知能)技術を取り入れた「AIOps」(AI for IT Operations)だ。

 AIOpsを推進させるためには「テクノロジーの力を使ってシステム運用管理の業務にイノベーションを起こす」というユーザー企業の認識が不可欠だという。統合運用管理をAIによって高度化させる(AIOpsを実現する)ためには何に注意し、どのように進めればいいのか。

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