「モビリティカンパニーへのフルモデルチェンジ」を推進するトヨタ自動車では、クラウドを活用したサービス開発が全社的に広がっている。そして、このムーブメントを強力に支えているのが、同社のCCoE(Cloud Center of Excellence)だ。
同社のクルマづくりでは、徹底的にムダを排除する「トヨタ生産方式(TPS)」が有名だが、CCoEにおいてもこのTPSの考え方が取り入れられている。すなわち、クラウドを活用した開発プロジェクトにおいても、付加価値を生まない作業やムダを極力減らして、正味作業を最大限に増やし、開発者体験を改善することが大きなミッションになっている。
こうした考えのもと、同社ではCCoE主導で全社共通のクラウドプラットフォーム「TORO」を開発・運用しているが、さらなる開発者体験の向上に向けて、「インシデント管理」を効率化するためのツールを追加した。これにより、インシデント解消までの時間を62%削減できたという。本動画では、同社のCCoEがどのようにインシデント管理を効率化したのか、そしてどのようなツールを活用したのかなどについて紹介する。
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