AI技術の普及がサイバー攻撃の巧妙化を助長する中、従来型のセキュリティ対策では限界が見えてきた。クラウドネイティブセキュリティにAI技術を取り入れ、先進的なゼロトラストセキュリティを実現する方法とは。
2024年9月、クラウドセキュリティベンダーZscalerは、グローバルイベント「Zenith Live ’24」の一環として、東京でイベントを開催した。イベントのオープニングでは、日本法人のゼットスケーラーで代表取締役を務める金田博之氏が登壇した。金田氏が「今回のイベントで伝えたいメッセージはシンプルだ」と前置きをした上で主張したのは、「ゼロトラストセキュリティ+AI(人工知能)技術でビジネスを変革する」ことだ。ゼロトラストセキュリティは、「全てを信頼しない」ことを前提とするセキュリティの考え方を指す。
「サイバーセキュリティは『AIとAIの戦い』になっている」と金田氏は語る。つまり攻撃側と防御側の双方がAI技術を活用する時代に突入したということだ。ゼロトラストセキュリティをAI技術と融合させることで、企業のビジネスはどう変革するのか。ゼロトラストセキュリティの強みは何か。AI技術はゼロトラストセキュリティをどう進化させるのか。ゼロトラストセキュリティを得意とするZscalerの日本法人代表のコメントと、米国本社の製品担当エグゼクティブの講演に沿って紹介する。
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