仮想化基盤切り替えに伴う不安をどう解消する? インフラ選定のポイントを解説国産ハードウェアメーカーの有識者と考える

仮想化を取り巻く環境に大きな変化があり、企業はITインフラの「切り替え」か「現状維持」かを選ばなければならなくなった。それは企業を支援するSIerも同様で「どうすれば企業に有意義な提案ができるのか」といった悩みを抱えている。

2024年12月26日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 2023年から2024年にかけて仮想化ソフトウェアベンダーVMwareに大きな変化が起こった。同社製品を利用する企業にとって特に影響が大きかったのがライセンス体系変更だ。従来と比べてライセンスコストが高額になるケースもあり、企業は別の製品に切り替えるか、現状を維持するかの選択を迫られている。

 選択を迫られているのは、企業を支えるパートナーやSIer(システムインテグレーター)も同様だ。他のITインフラへの乗り換え含め、ユーザー企業に魅力的な提案をしたいところだが、それがなかなか難しい。仮想化基盤はシステムのベースとなるだけに慎重にならざるを得ず、ハイパーバイザーごと移行するとなるとどうしてもハードルが高くなるからだ。また、VMware製品に慣れた運用担当者やエンジニアが感じる不安をどう解消すればいいかといった課題もある。

 ユーザー企業のパートナーやSIerはどのような視点でITインフラを考えればいいのか。製品を選定し、提案する際のポイントについて解説する。

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