小さな存在だが、ビジネスにおいて重要な役割を果たすのがIoTだ。だが、「スマホの大型化」「エッジで扱うデータ種類の増加」という変化によってIoT活用企業に新たな課題が生まれている。解決する方法にはどんなものがあるのか。
DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革などの取り組みが活発化する中、情報デバイスの選定がシステムを最適化する上で重要な課題となっている。
情報デバイスといってもさまざまだが、業務連絡にスマートフォン(以下、スマホ)を利用するのはもはや当たり前だ。ただそのスマホについて新たな課題が生まれている。現在主流となっているスマホは6型以上で大きく重く、病院のPHS(Personal Handy-phone System)や工事現場の携帯電話(いわゆる「ガラケー」)のようには手軽に利用できないのだ。
“IoT”(Internet of Things)という視点でも課題はある。クラウドと連携しながら複数デバイスからの情報をローカルで集約、処理する「IoTエッジデバイス」に注目が集まっている。だが、GPS(Global Positioning System)などの位置情報や、温度や湿度などの環境情報を扱うデバイスは一つ一つの用途に特化したものが多く、汎用(はんよう)的で業務に利用できるデバイスは限られている。
業務の効率化やデジタル化を推進する上でもこれらのIoTは欠かせない存在だ。前述したような課題を解決する方法にはどんなものがあるのか。有識者に話を聞いた。
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