数分でデータを人質に 進化するランサムウェアに有効な「第2世代EDR」とは簡単にできる対策強化法

ランサムウェア攻撃は進化し続けており、防御側の対応速度が課題になっている。なぜなら侵入から暗号化開始までにかかる時間が数分にまで短縮されたからだ。このような攻撃に対応するにはどうすればよいだろうか。専門家が語る対策とは。

2025年03月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ランサムウェア攻撃の被害報告件数は増加の一途をたどっている。情報処理推進機構(IPA)が公表した最新の「情報セキュリティ10大脅威 2025」でも、ランサムウェアによる被害は10年連続でランク入りしている。

 脅威を完全には防げないにしても、どうすれば侵入された場合の影響を最小限に抑えることができるのか、IT担当者は日々模索していることだろう。フォーティネットジャパンの伊藤史亮氏(マーケティング本部 プロダクトマーケティングマネージャー)は「従来型のEDRでは、迅速化するランサムウェアの挙動をリアルタイムに検知することはもはや困難です」と深刻さを語った。

 本稿では、伊藤氏が登壇したオンラインセミナー「Digital Leaders Summit Vol.3」の講演内容を基に、スピーディーな脅威に追従する方法と対策のヒントを紹介する。

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