「Power BI Premium Per Capacity」が販売停止 企業が採るべき最善手は何か?実は「コスト最適化」のチャンス?

Power BI Premium Per Capacityライセンスが廃止される。Microsoftが移行先に挙げるMicrosoft Fabricは高機能であるが故に従来と同様のライセンスにするとコストが高くなる可能性がある。企業が採るべき最善手は何か。

2025年03月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のデータ活用において「Power BI」は有効なツールだ。データアナリストだけでなく、経営層や財務担当者が財務状況を確認したり、マーケティング担当者がキャンペーンの効果測定をしたりするのにも役立つ。

 そのPower BIに変化が起きている。容量ベースのライセンスである「Power BI Premium Per Capacity」が廃止になったのだ。新規契約は既にできなくなっており、現在利用中の企業もライセンス更新のタイミングで「Microsoft Fabric」(以下、Fabric)に移行する必要がある。

 FabricはPower BIを内包したサービスのため、機能面では不安は少ない。心配なのはコストだ。基本的には従来のPower BIと同程度の容量ライセンスを選択すればいいのだが、その通りにするとこれまでよりも高額になる可能性がある。

 コストを抑えつつ、移行をスムーズに実施するにはどうすればいいのか。有識者に話を聞いた。

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