経営環境が急激に変化し、企業のIT基盤にはかつてないほどのスピードと安定性が求められている。コンテナやKubernetesが普及する一方、複雑な監視、障害原因の特定が困難といった問題もある。どうすればよいのか。
現在のITは、もはや単なるコスト部門ではなく、ビジネス成長を加速させるエンジンそのものとなっている。そうした中で、経営環境の変化に迅速に対応し、付加価値を提供する鍵を握るIT基盤には、かつてないほどのスピードと安定性が求められている。
こうした背景から、アプリケーション面ではいかにスピーディーに開発し、提供するか、インフラ面では、毎日デプロイ(展開)されるアプリケーションをどうやって安定稼働させるかが焦点となっている。
そこで、アプリケーションを細かく分割するマイクロサービスアーキテクチャ(MSA)や、コンテナ技術の採用が広まりつつある。また、こうした潮流の中で、コンテナオーケストレーションの事実上標準となった「Kubernetes」の採用も進んでいる。
一方、先行して取り組んでいる企業からは「Kubernetesの運用が難しい。監視対象も多岐にわたりどうすればよいのかが分からない」「障害発生時、原因の究明に時間がかかりかえって足を引っ張っている」という悩みが寄せられているという。どうすればこれらの問題に対処できるのか。担当者に聞いた。
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