「Kubernetesは簡単じゃない」を乗り越えるには? 現場の“リアルな声”に学ぶ導入前に知っておきたい“現場の本音”

アプリケーションの開発や提供を迅速化するために、Kubernetesの導入を検討する企業は少なくない。しかし、単に導入すればよいというものではない。成功させるためには、まず利用企業がどのような課題を抱えているのか知ることが重要だ。

2025年05月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 現在のITは、もはや単なるコスト部門ではなく、ビジネス成長を加速させるエンジンそのものとなっている。そうした中で、経営環境の変化に迅速に対応し、付加価値を提供する鍵を握るIT基盤には、かつてないほどのスピードと安定性が求められている。

 こうした背景から、アプリケーション面ではいかにスピーディーに開発し、提供するか、インフラ面では、毎日デプロイ(展開)されるアプリケーションをどうやって安定稼働させるかが焦点となっている。

 そこで、アプリケーションを細かく分割するマイクロサービスアーキテクチャ(MSA)や、コンテナ技術の採用が広まりつつある。また、こうした潮流の中で、コンテナオーケストレーションの事実上標準となった「Kubernetes」の採用も進んでいる。

 一方、先行して取り組んでいる企業からは「Kubernetesの運用が難しい。監視対象も多岐にわたりどうすればよいのかが分からない」「障害発生時、原因の究明に時間がかかりかえって足を引っ張っている」という悩みが寄せられているという。どうすればこれらの問題に対処できるのか。担当者に聞いた。

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