Web会議が重い「古いVDI」から脱却 攻めのDXを支える“次世代基盤”とは?vGPU活用で生まれ変わるVDI

OSやアプリケーションの進化とともに、旧来のVDIは性能不足が顕在化している。仮想環境のメリットを捨てていいのか。VDIの性能とサーバ集約率を高めつつ、AI活用やDXを加速させるモダナイズのアプローチとは。専門家の講演から解説する。

2025年06月03日 10時00分 公開
[ITmedia]

 働き方の多様化とテレワークの普及、業務システムのクラウド移行といった流れはますます加速している。従業員の働きやすさを高めるために、これらの変化に適応できるデジタルワークスペースが求められている。従業員満足度の向上は企業の生産性向上に直結し、ひいてはそれが人材の定着にもつながっていく。

 ところが、これまでデジタルワークスペースの中核として普及していた旧来のVDI(仮想デスクトップインフラ)では、これらの要望に応え切れなくなっている。Web会議やチャットなどのコミュニケーションツール、Webブラウザや動画再生、オフィスソフトやPDFなど、日常的に利用する環境がリッチ化しており、旧来のVDIでは処理能力不足が顕在化しがちなのだ。

 ただし、過去にVDIを導入した目的を忘れてVDIを諦め、物理PCに回帰するのは得策ではない。積極的な生成AI活用まで見据えた、攻めのIT戦略を担う仮想基盤としてVDIを生まれ変わらせる手段がある。今後のDX推進の要として、仮想基盤とデジタルワークスペースはどう変わるべきなのか――。SB C&Sの協力の下で、兼松エレクトロニクスとNVIDIAが共催したセミナー「転換期到来! 次世代仮想化の進むべき道 GPUを活用した次世代デジタルワークプレース〜VDI、AIの最前線〜」の内容を基に、この課題の解決策を探る。

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