「見える化」ではもう守れない アタックサーフェス管理の限界と次世代の対策その対策、本当に機能していますか?

脆弱性発見後、わずか1日で悪用されるケースが増えている。可視化だけに頼らず、リアルタイム対応と予防を統合した新たなセキュリティ対策が企業に求められている。

2025年06月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスの迅速化と業務効率化を目的として、多くの企業がクラウドシフトに取り組んでいる。しかし同時に、クラウドに置いた機密情報や個人情報の保護という新たな課題が浮上してきた。

 この課題は深刻だ。なぜならサイバー攻撃の手法が従来とは様変わりしているからだ。脆弱(ぜいじゃく)性情報が公開されてから、わずか1日で攻撃が始まるケースが急増している。このような状況下では、脆弱性情報を確認してからパッチを適用するといった事後的な対応では企業を守り切るのは難しい。

 月1回のパッチの適用や年1回の脆弱性診断といった定期的な対応だけでは、攻撃者のスピードに追い付けない。今求められているのは、攻撃を受ける前にリスク要因を排除する予防的な取り組みと侵害時の影響を最小限に抑える対策だ。

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