トヨタ自動車グループのKINTOテクノロジーズは、グループ各社のモビリティサービスをテクノロジーおよびクリエイティビティで支えるテックカンパニーであり、グループ内では唯一、B2C/D2C(Direct to Consumer)領域に特化した内製開発組織だ。変化の速い現代において、いかにスピード感を持って開発を進めるかが、大きなテーマとなっている。
しかし、全社員が中途採用ということもあり、開発プロセスはエンジニアやチームごとに異なり、非効率な状態だった。また、このような状況を改善しようにも、マネジメント工数は逼迫しており、エンジニアの業務負荷を把握することは難しかった。そこで、エンジニア組織の生産性向上に特化した可視化ツールに着目。トライアルで効果を確認し、まずは3部署で本番導入を行った。
注目すべきは、同社のアプローチのユニークさだ。トップダウンで全社的にツール導入を強制することも可能だったが、自主性を重視する企業風土を背景に、エンジニア自らの「やってみたい」を引き出す自発的な取り組みを展開した。本動画では、この普及プロジェクトについて詳しく紹介している。
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