デプロイ頻度を約2.8倍に向上、サイバー・バズに学ぶ開発の生産性を上げる秘策：ファインディ株式会社提供Webキャスト

[ITmedia]

　ソーシャルメディアマーケティングを中心に幅広い事業を展開するサイバー・バズ。同社のソフトウェア開発部門は、生産性の向上を意識していたが、生産性を測る明確な指標がない上、チームが目指すべきレベルも見いだせていなかったという。そこで同社は、開発のプロセスを可視化するツールを導入する。

　ただし、生産性に関する項目を可視化しても、現状を定量化しただけで実際に手を打たなければ、生産性は改善されない。全エンジニアが数値を意識し、生産性の改善につなげるために、同社では、チーム間で指数を対決させ、勝者にはインセンティブを用意するという企画を立ち上げた。

　これにより「Pull Requestマージ数が約1.8倍に向上」「レビューまでの平均時間が17.1時間から3.3時間に短縮」「デプロイ頻度が約2.8倍に向上」といった成果を挙げたという。そして、チーム全体の半年間のMerge Pull Request数は、前年比230％を達成した。本動画では、同社の取り組みを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。