ジヤトコが本気でDXを実現するための基盤に「kintone」を選んだ理由とは?サイボウズ株式会社提供Webキャスト

2025年07月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日産自動車グループの一員であるジヤトコは、自動車用変速機における世界有数のメーカーの1つだ。その同社がDX推進に向けて注力したテーマの1つが、「データの主権を取り戻す」ことだった。システム開発では外注が増えており、データのブラックボックス化やサイロ化が進んでいたからだ。これらのデータも有効活用できなければ、DX推進は難しい。

 そこで同社では、ノーコード開発ツールを用いた、いわゆる「市民開発」の浸透に注力した。すでに次々に成果が表れており、100万に及ぶ大量の文書を対象とした「文書管理システム」、入社1年目と3年目の若手社員が開発した「調達部門向けの見積もり入手確認承認システム」などが現場から生まれている。他に、生成AI機能の活用にも成功しているという。

 ただ、市民開発では、ガバナンスの確保が課題になりがちだ。本動画では、同社が採用したツールの特徴をはじめ、同社が市民開発とガバナンスを両立した方法を解説している。2024年度には2億円以上の定量効果があったという同社の市民開発環境がいかにして整備されたのか、本動画で確かめてほしい。

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