BroadcomによるVMware買収後のライセンス変更で、多くの企業が仮想化基盤の見直しを迫られている。セミナーでの解説を基に、変更点の詳細から「続VMware」「脱VMware」それぞれの選択肢と移行のポイントを整理する。
BroadcomによるVMwareの買収やその後のライセンス変更の発表が、業界に衝撃を与えている。
まず、ライセンスはCPUソケット単位からCPUコア単位に変更になり、1CPU当たり16ライセンスが必須となった。また、1オーダー(契約)当たり最低72ライセンスを購入する必要があり、初期導入コストは大きく跳ね上がった。
これまでは「VMware ESXi」「VMware vCenter Server」だけを利用したり、「VMware vSAN」「VMware NSX Datacenter」などから必要なものだけ追加購入したりするといった柔軟な構成も可能だったが、「VMware Cloud Foundation」(VCF)と呼ばれるソフトウェアスイートに統合され、個々の製品を単独で購入することができなくなった。
こうした変更を受けて、多くのVMware導入企業は、このままVMwareを利用し続けるならどうすればよいのか、VMware以外を検討したい企業はどのような選択肢があるのか、頭を悩ませている。
そこで、VMwareを中心にサーバ仮想化基盤の構築に長年携わってきた企業がセミナーを開催し、状況の全体像と、検討の具体的なポイントを整理した。
提供:ユニアデックス株式会社、SB C&S株式会社
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