RPAによる業務効率化を新ステージへ導くには? 生成AIで可能性を広げるヒントRPAと生成AI、それぞれの強みをどう生かす?

RPAによる自動化はさまざまな企業で成果を出してきたが、人手不足やコスト高騰は依然として重い課題だ。近年大きな注目を集めている生成AIは、単なる業務効率化を超えた解決策になり得るのか。RPAとAIの統合によって、何が実現するのか。

2025年08月29日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)による定型業務の自動化が企業に浸透し、着実に成果を挙げている。一方で「生成AI」がこの数年で急激に発展し、大きな注目を集めるようになった。生成AIを活用して業務の効率化や生産性向上を果たしたいというニーズも高まりつつある。

 RPAとAI技術はそれぞれ異なる強みを持ち、両者の組み合わせは高度な業務改革を導く可能性を秘めている。ただ現状で主流のユースケースは「RPAのbotや自動処理のスクリプトを作成するために生成AIを利用する」といった限定的なものだ。プログラミングに不慣れでも、生成AIのサポートを受けながら複雑なプロセスを自動化できる点は効果的だが、あくまでも「自動化」する手法の一つにとどまっている。

 生成AIは、業務上の判断や意思決定の支援、社内ナレッジの活用など、業務効率化だけでなく品質向上にも寄与する技術であるはずだ。本稿は、RPAによる業務の自動化、そして生成AIによる業務の高度化を両立させる製品を紹介する。


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