VDIの新たな選択肢、「オンプレミスで動くAzure Virtual Desktop」を検証今後のクライアント環境の新たな一手

企業IT環境やVDIを取り巻く状況が変わる中、新たな選択肢として登場した「Azure Virtual Desktop for Azure Local」は、どんなメリットをもたらすのか。識者による検証結果を交えて解説する。

2025年09月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 一時期、一気に導入が進んだVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップインフラ)。だが、その後はテレワークの普及などによって“脱VDI”へとかじを切る企業も見られた。とはいえ、セキュリティ要件などからオンプレミス型のVDIやクラウド型のVDIは依然として有効な選択肢であり、その重要性は変わっていない。

 一方、ここ数年はVDIを提供する主要ベンダーによるライセンス体系変更などによって、VDIを取り巻く状況は大きく変化している。今後のVDI環境をどうすべきかは、企業にとって悩ましい課題の一つと言える。

 そうした中で注目したいのが、Microsoftの「Azure Virtual Desktop for Azure Local」(AVD for Azure Local)だ。「Microsoft Azure」上で提供されていた「Azure Virtual Desktop」(ADV)環境をオンプレミスで構築できるという。では、その使い勝手や使用感はどうなのだろうか。同環境を構築、検証した識者らに、検証結果を交えて話を聞いた。


提供:株式会社日立システムズ
アイティメディア営業企画/制作:アイティメディア編集局

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.