せっかくのGPUサーバが生かせない――AI普及&データ急増で変わるスイッチ事情10GbEではボトルネックに

生成AIや画像解析・音声認識に向けてGPUサーバを導入したものの、既存の10GbEスイッチがボトルネックとなるケースは少なくない。せっかくのGPUサーバ導入を無駄にしないためには、スイッチに対する考え方をあらためる必要がある。

2026年02月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業ネットワークが帯域不足や品質劣化、不安定性といった課題に直面している。背景にあるのは、生成AI(人工知能)の活用拡大やクラウドからオンプレミスへの回帰、映像を中心としたデータ量の急増、テレワーク対応といった昨今のトレンドだ。

 生成AI活用では、画像解析や音声認識、AIモデルによる推論などでGPU(グラフィックス処理装置)サーバの導入が加速し、10GbEでも帯域幅が足りなくなっている。また、動画配信や監視映像など、映像トラフィックが急増する中、配信遅延やストレージのI/O性能低下も発生しやすくなっている。

 さらに、仮想マシンの切り替え需要増やバックアップ時間の増加、テレワーク用VDI(仮想デスクトップインフラ)のレスポンス低下などもある。企業ネットワークが原因でビジネスに悪影響が出始めているのだ。

 そこで重要になるのが、課題を解消するためのコアネットワークの増強や切り替えだ。回線速度を25GbE〜40GbEあるいは100GbEまで増強し、安定した品質でAIや大容量データを高速処理できるようにすることで「ビジネスの足かせ」を取り除くわけだ。

 それを可能にするキャリア(通信事業者)グレードの品質を備えたネットワークスイッチが国内のエンタープライズ向けに展開され、注目を集めている。それは、どのような製品か。


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