航空機整備のシフト作成は、担当者の経験に依存しやすい。JALグループのある航空会社は、この作業を「AIエージェント」で自動化して作成時間を1時間から最短5分に短縮した。その方法とは。
日本航空(JAL)グループのある航空会社(以下、A社)では、安全運航を支える航空整備士のシフト作成が“職人仕事”として属人化していた。複数のシステムから収集した運航データと整備士の資格情報を突き合わせて誰をどの便の整備に配置するかを判断するのは容易ではなく、深い現場経験が必要だからだ。1回のシフト作成に1時間を要する。それを1日2回こなす担当者の負荷は大きく、要員不足が深刻化する中で看過できない課題だった。
この難題を解決するため、JALグループ全体のシステム戦略を担う同社デジタルテクノロジー本部とシステムインテグレーターのクレスコが共同で、シフト作成を効率化するAIエージェントのPoC(概念実証)に挑んだ。約1カ月の検証で、ベテランのシフト作成者と遜色ない精度を達成し、シフト作成時間を1時間から5〜10分に短縮することに成功したという。その取り組みの詳細と、そこから得られた知見を両社の担当者が明かす。
提供:株式会社クレスコ
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