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「エンタープライズ・サーチ」の可能性企業内の情報をセキュアに検索する方法【第1回】

社内の情報を検索する際に問題となるのが、セキュリティと検索効率ではないだろうか。そこで今回は、企業内の情報を安全に、かつ効率よく検索できるシステム「エンタープライズ・サーチ」について解説する。従来の情報・ナレッジ共有を変える可能性を持つこのシステム導入のメリットを見ていく。

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伊藤忠テクノサイエンス株式会社 

プロダクトマーケティング室 

プロダクトマーケティング2部

ネットワーク&ミドルウェア課

平尾 靖弘氏

【専門分野:セキュリティ】

2000年に同社入社後、おもにサイベース、オラクルなどデータベース製品のマーケティングおよびプリセールスを行う。現在は、同課でセキュリティ製品を担当。今回は、情報検索とセキュリティについて執筆。


 1990年代中ごろ、DEC社のアルタビスタがインターネットの全文検索エンジンとして、初めて成功を収めた。その後、全文検索エンジンに対する注目度に波はあったものの、現在の「Yahoo!」「Google」の隆盛をみるまでもなく、今やインターネット上の膨大な情報を探し出すためには必要不可欠なものとなっている。際限なく増殖していく情報を、人海戦術を用いてディレクトリだけで管理していくことはもはや難しい。

 では企業内ではどうか。社内Webのトップページに検索ボックスがあるのは一般的だが、そこにキーワードを打ち込んで満足な結果を得られるだろうか。多くの場合、答えは"NO"である。今回はその理由と、企業のデータベースを効率よく検索するシステムについて解説する。

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制作:ITmedia +D 編集部

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