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SRMソフト選びで検討すべき10のポイント:Column
リポート作成能力は? サーバエージェントは必要か? ――ストレージリソース管理ソフト選びの10のポイントを紹介する。
ストレージリソース管理(SRM)ソフトウェアは絶えず変化している。
クリークパスシステムズやテラクラウドのように、管理機能の規模を縮小し、リポート機能と分析機能のレベルを向上すべく、自社製品の見直しを進めているベンダーもあれば、CAやEMCのように、何でもかんでも機能を付け加えながらも、製品には依然としてSRMという名称を残しているベンダーもある。
市場で提供されているSRM製品の中からうまく取捨選択できるよう、SRMソフトウェア製品を評価するための10のポイントを紹介しよう。一部の製品の機能にも言及する。
1.その製品は、どのくらい迅速にリポートを作成できるか?
リポートは誰もが最初に期待する機能であるため、SRM製品では初日からリポートを作成できる必要がある。インフラストレージデバイスに関するリポートをすぐに作成できるSRMツールを優先的に検討すべきだ。ホストレベルのリポートについては、もう少し待たされることになっても問題はない。
2.複数サイトにわたる中央集中型のリポート機能を必要としているか?
もし必要としているのであれば、慎重に製品を選ぶべきだ。多くの製品がそうした機能を提供しているとはいえ、しっかりとその機能を果たしているのは、今のところ、サンマイクロシステムズのSun StorageTek Operations Manager Softwareだけだと思う。
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