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TCOを大幅に削減するストレージ管理ツール:効率よくストレージ運用管理を行う方法【第1回】
エンタープライズ環境の中で、ストレージ管理の意識は低い傾向にある。しかし、ストレージ環境において有効なツールを使用して管理するメリットは大きく、TCOの大幅な削減につながる。本稿では、ストレージ管理に関する主な難題とその解決方法を説明する。
EMCジャパン株式会社
ジャパン・ソリューションズ・センター
ソリューションズ・エンジニア
有住 竜平氏
【専門分野:ストレージ/システム管理ツール】
前職は、大手ハードウェアメーカでサーバ、ストレージのトラブルシューティングに従事。EMCに入社以来、主にストレージやシステム管理ツールに重点を置いて技術検証などを行っている。欧米の最新ストレージ管理技術に取り組み、SNIAなどの活動も行う。
ストレージを活用するにあたり、初期導入コストが最も多く必要であると考えられがちだが、実は導入後の運用・管理に費やす潜在的コスト(時間・費用)が重要な場合が多い。日本では「ストレージの専任管理者」を配置しているユーザーは少なく、データベース管理者やシステム管理者がストレージ管理を兼務するケースがほとんどである。その一方で、システム運用におけるTCO削減が叫ばれ続けている。
このように、人的リソースを抑えつつ、効率的な運用・管理を実現するといった、相反する要件に応えるためには、容易・迅速・正確に対応できるストレージ管理ツールを活用する必要がある。本稿では、ストレージ管理の重要な要素である「現状把握」「ストレージ容量の動的割り当て」「パフォーマンス・チューニング」の3つのポイントに絞って紹介する。
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制作:ITmedia +D 編集部
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