「遺伝子」情報でウイルスと迷惑メールを判別せよ!:ウイルスと迷惑メール対策アプライアンス&ソフトに新風
毎日、大量に届くウイルスメールや迷惑メール。その処理に貴重な時間を費やされてしまうケースは少なくない。しかし一般的に、迷惑メールかどうかの判断基準を上げてしまうと業務上重要なメールまで迷惑メールと判断されてしまうことがあり、結局は目視による確認作業が必要になる。これでは業務の生産性は下がる一方だ。
ここで紹介するソフトウェア「PureMessage for UNIX」やメールアプライアンス「ES4000」は、ウイルスや迷惑メールの対処に有効なソリューションだ。これらの製品は、1000人規模を中心とした中・大規模企業向けのウイルス・迷惑メール対策を想定しており、大量に届く不要なメールを、独自のGenotypeをはじめとする解析技術や定義ファイルによって高い確率で検出する。これらのソリューションによって社員の生産性を向上させ、企業内のネットワークトラフィックも効率化できるのだ。
ウイルスや迷惑メールを「遺伝子」情報で検出
大規模配信型ウイルスは減ったものの、相変わらず世界中で月間約1000件もの新種、亜種ウイルスが検出され、迷惑メールも増える一方だ。感染手段は巧妙化し被害は深刻化している。出社して最初に行う作業がメールチェックというユーザーは多いと思われるが、ウイルスメールや迷惑メールを消去する手間は馬鹿にならない。
ウイルス対策ソフトや迷惑メール対策ソフトは、すでにほとんどの企業に導入されている。しかし、排除すべきメールかどうかの判断はソフトによって基準が違い、しばしば業務上重要なメールまで迷惑メールと判断されてしまう。これを確認するだけでもたいそうな手間になり、しかも迷惑メールが毎日100通届くというケースも珍しくない。これでは生産性は低下するばかりである。ましてやこの状況を企業単位にまで引き上げると、そのトラフィックは膨大だ。すでに抜本的な対策が必要な状況と言えるが、その対策に有効なのは?
制作:ITmedia +D 編集部
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