エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズは6月22日、VPS(Virtual Private Server)サービス「WebARENA SuitePRO」を7月3日から大幅に機能を拡張し、提供開始すると発表した。本サービスはレンタルサーバのサービス品目の1つで、共用サーバながら仮想的に専用サーバと同等の機能を提供するサービス。Linuxを採用するVPSサービスとなっており、新たにコントロールパネルのカスタマイズ機能やオリジナルイメージ登録機能、開通・解約などのオーダシステムなどが搭載される。
このほか、特定プログラムによるリソースの大量消費による過負荷を防ぐために、リソースの配分機能を強化した。また、CPUの搭載数を従来の4倍、メモリ容量を2倍としている。拡張性の面でも、基本ディスク容量を3.3倍に拡張するととともに、最大ディスク容量も50Gバイトまで増設可能とした。さらに、これまで使用制限のあったiptablesやpingなど特定の機能やコマンドにも対応し、より専用サーバに近い環境を実現している。
同社は、直販に加えVPSのOEMやASPサービスのプラットフォームとして、WebARENA SuitePROのリセール展開を2007年10月から実施予定。今後大きな拡大が見込まれるASP/SaaS市場における、日本最大のプラットフォームを目指すとしている。
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