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日本IBM、企業のSOA環境への移行を支援する3種類のサービスを発表NEWS

2種類の段階的なコンサルティングと、SOA環境の実装支援サービスを提供

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 日本アイ・ビー・エムは7月11日、企業のSOA環境への移行を支援するインフラストラクチャー・コンサルティング、およびSOA環境の設計・導入を支援するサービスを8月1日より開始すると発表した。発表されたサービスは、以下の3種類。全世界のIBMで培ってきたSOA環境の構築スキルやノウハウを標準化して提供することにより、迅速かつ効率的なSOA環境構築を支援する。

「IBM SOAインフラストラクチャー・コンサルティング・サービス―インフラストラクチャー・ストラテジー&プランニング・ワークショップ」

 中長期IT戦略を実現するためのITインフラのロードマップを策定するIBM独自の手法であるCIR(Component Infrastructure Roadmap)を活用し、既存のITインフラの現状とユーザーのSOA要求レベルを把握。必要なITサービス、プロセス、組織、情報およびツール類を明確化するコンサルティングサービス。

「IBM SOAインフラストラクチャー・コンサルティング・サービス―インフラストラクチャー・レディネス」

 上記、IBM SOAインフラストラクチャー・コンサルティング・サービス―インフラストラクチャー・ストラテジー&プランニング・ワークショップの延長として、SOAの実践的な展開を支援するコンサルティングサービス。複数回に及ぶレビューセッションを開催し、ユーザーの現状のIT環境を分析。すでに検討しているSOA化の計画と、理想的なSOAアプローチとの比較およびギャップ分析、移行計画およびロードマップを提供する。

「IBM WebSphere DataPower SOAアプライアンス設計構築支援サービス」

 SOAの通信基盤として、IBMのミドルウェア製品である「IBM WebSphere DataPower SOAアプライアンス」をITインフラに実装することで、アプリケーションやサービス間の連携を可能にする実装サービス。

 同社は、今回の3種類のサービスを「ITインフラ分野におけるSOAサービスのスタート地点」と位置付け、今後もSOA関連サービスを拡大していく方針だ。

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