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セキュアデザイン、次世代ICカード(AOC)による指紋認証で業務提携:NEWS
ICカード上で指紋の読み取りから照合までを完結させるオーセンティケイトオンカード(AOC)技術による指紋センサ付きICカードの製品化を目指す
セキュアデザインは8月22日、三洋半導体(SANYOセミコン)および台湾ORIENTAL SYSTEM Technology(OST)と業務提携すると発表した。3社はこの提携により、「オーセンティケイトオンカード(AOC)技術」による指紋センサ付きICカードの製品化を目指す。AOC技術は、ICカードによる指紋認証を外部の装置を介することなくICカード上で指紋の読み取りから照合までを完結させるため、利用者が個人の指紋情報を行政や企業など外部に預けることなく認証が可能になる。
3社は製品化のための必須項目として以下4項目を挙げて検討し、指紋センサ(目標値:厚さ0.1mm×8mm口、単価2ドル)の設計、開発および製造段階へ踏み出すとしている。
- ISO/IEC7816規約に準拠して、0.8mmの厚みの中にAOCに必要なすべてのICを実装しなければならない
- 上記規約に準拠して、曲げ強度、摩耗、引っ掻き強度を保障しなければならない
- 1日平均10回の使用条件下で、3年間の耐久性を保障しなければならない
- カードのコストを逸脱しない
セキュアデザインが指紋認証のノウハウ提供およびAOCに必要なアルゴリズムの開発、OSTがAOCに必要な指紋センサの設計、SANYOセミコンがパッケージングまでを含めたICセンサの試作/製造をそれぞれ担当し、2008年12月の製品化を目指す。
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