日本ユニシスは10月16日、災害対策を装備した電子メール向け災害対策ソリューション「DR_Exchange」を同日より販売開始すると発表した。
DR_Exchangeは、電子メールシステム専用のディザスタリカバリ対策システム。「Microsoft Exchange Server」を対象に、現状分析からシステム導入までワンストップで電子メールシステムのディザスタリカバリ対策を実現する。電子メール用ソフトウェアMicrosoft Exchange Server、米ユニシスのディザスタリカバリ専用機器「GlobalRecovery 30m」、システムの設計や実装を行う「DR_Exchangeデザインサービス」および「DR_Exchangeインプリメントサービス」で構成されている。
企業のIT基盤全体ではなく、具体的な電子メール(アプリケーション)に的を絞ったディザスタリカバリ対策であることが特徴となっている。本ソリューションの導入により、万一災害などでデータセンターがダウンしても、バックアップセンターに設置したバックアップ機に処理が引き継がれる(フェイルオーバー)ため、ユーザーはデータセンターのダウンに気付くことなく、メール処理を継続できるという。また、サーバ内のメールボックスも継続的に最新のデータがバックアップ側にレプリケーション(複製)される。
価格はクライアント数、対象システムの適用範囲、ボリュームによって異なるが、新規導入でサービス2種単体の場合3000万円から。
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