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大英図書館がファウンドリーの最新スイッチを導入、大容量化でサーバ仮想化に対応NEWS

レイヤー3バックボーンスイッチとPoE対応エッジスイッチを導入。蔵書・資料のデジタル化や検索性向上、大規模サーバ活用の効率化を実現している。

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 米Foundry Networksは7月30日、英国の国立図書館である大英図書館がボストン・スパ館およびセント・パンクラス館に同社のレイヤー3バックボーンスイッチ「BigIron RX-8」とPoE(Power over Ethernet)対応エッジスイッチ「FastIron Edge X Series」を導入したことを発表した。

 大英図書館ではデジタル化された希少コンテンツや莫大な資料・文献を保管するデータセンターのスペースを有効活用し、全体的な運用コスト削減を図る手段の1つとして仮想化の導入を検討。1つの物理ホスト上に構築した25の仮想サーバへのパブリックアクセスの帯域幅を広げるために、FastIron Edge X Seriesスイッチを導入した。

 また同時に、ボストン・スパ館およびセント・パンクラス館に設置された既存のBigIron 8000を最新のBigIron RX-8にリプレース、基幹ネットワークを20Gbpsのギガビットイーサネットにアップグレードした。データセンターおよびエッジネットワークの帯域を大幅に拡張することで、大量の蔵書や資料のデジタル化、大規模サーバインフラの運用コスト削減、将来のネットワーク容量増大への対応といったニーズに応える

 なお大英図書館は、ファウンドリーの大口のユーザー。2000年にボストン・スパ館で3comのFDDIネットワークをFastIronスイッチでイーサネットにリプレースし、2003年にはセント・パンクラス館のCiscoのATMベースのネットワークをBigIron/FastIronスイッチにアップグレードしている。

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