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エプソン、シフト勤怠管理システム「ShiftPlanner」新版で労働基準法改正に対応NEWS

ASP提供するシフト勤怠管理システムの新版が3月下旬に販売開始される。改正法施工で予想される勤怠管理実務の負担を軽減するという。

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 セイコーエプソンは2月18日、ASP提供するシフト勤怠管理システム「ShiftPlanner(シフトプランナー)」の最新版を3月下旬より発売すると発表した。2010年4月1日施行予定の「労働基準法の一部を改正する法律」(2007年3月13日厚生労働省発表)に対応したという。

 ShiftPlannerは、勤務シフト作成・出退勤打刻・勤怠実績集計までを一括管理するシフト勤怠管理システム。複数拠点の勤怠情報をインターネット経由で管理/共有でき、多拠点展開する企業などのシフト作成や勤怠管理作業を軽減するという。同社の給与計算ソフト「給与応援」との連携も可能で、勤怠情報、従業員マスターデータが共有できる。勤怠の打刻にはID/パスワード認証するほか、FeliCaやおサイフケータイなどを利用した本人確認により、不正操作を防止する。過重労働防止に有効な警告表示機能など各種アラート機能も装備している。

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「ShiftPlanner」利用イメージ

 4月1日に施工される労働基準法改正では、時間外労働の割増賃金率が引き上げられ、1カ月に60時間を超える時間外労働が現行の25%から50%に拡大する。また、1カ月45時間を超える時間外労働についても、法定割増賃金率25%を超える率を定める努力義務が労使に課せられている。同社では今回の改正法により労働時間管理がこれまで以上に複雑化するとみており、新版では法改正に対応した勤怠実績の集計から管理まで迅速に行えるようにしたという。

 ライセンス料金は初期費用が1拠点当たり5万円。月額費用は1〜19拠点が5500円/月、20〜49拠点が4800円、50〜99拠点が4000円(いずれも税別)。100拠点以上は別途見積もりとなる。

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