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府中工業高校、仮想デスクトップを導入し教育実習用インフラを構築news

東京都立府中工業高等学校は「VMware View」を導入し、生徒向け実習室の仮想PC化を実施した。

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 ヴイエムウェアは5月19日、東京都立府中工業高等学校(以下、府中工業高校)が生徒向け実習室のPCインフラ向けにデスクトップ仮想化製品「VMware View」を導入したことを発表した。府中工業高校では2010年4月段階で15教室300台の仮想デスクトップを稼働させている。

 仮想デスクトップ技術導入により、府中工業高校の生徒はすべての実習室から自由にアプリケーションを利用することが可能となり、校内のPCリソースを効率的に活用できる環境が整った。また今回のPCインフラの整備によって、毎日のPC利用の傾向から、同時に使用する数だけのアプリケーションを導入し、余分なライセンス購入をしないで済むようになった。

 府中工業高校では同校を拠点として、各工業高校をネットワークで結び、各校で持っているアプリケーションを他校から利用できるPC基盤の構築を提案しているという。これはいわば「学校間クラウド」というべき提案だが、同校の石井末勝校長は「重要なのは、今ある環境の中で1人でも多くの生徒が有用なアプリケーションに触れる教育機会を最大限に増やすこと。当校ではシステム構築・運用面でさまざまなノウハウを蓄積しているので、仮想デスクトップ関連で困ったことがあれば、ぜひとも相談してほしい」とコメントしている。

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