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仕訳事例DBをソーシャル機能化した「弥生会計 11」、ヘルプデスクサービスを追加NEWS

弥生は業務パッケージの新シリーズ「弥生 11シリーズ」を12月3日よりリリース。会計パッケージでは仕訳事例をWebから検索したり、ユーザー自身が投稿できるようになっている。

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 弥生は11月9日、SOHO・中小企業向け業務パッケージの新版「弥生 11シリーズ」を発表した。12月3日より店頭などで販売開始する。弥生会計では仕訳事例がWeb上で参照できるようになったほか、業務支援などサポートメニューの充実が図られている。

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弥生会計 11 スタンダード版

 新バージョンとなる「弥生会計 11」「やよいの青色申告 11」では、仕訳作成支援機能「仕訳アドバイザー」を強化。従来製品上で勘定科目やキーワードから適切な事例を検索・参照していた仕訳事例データベースを2.5倍に増量してWeb上で公開し、製品購入者以外のユーザーでも利用できるようにした。さらにソーシャル機能を実装することにより、ユーザーが任意に仕訳例を投稿したり、仕訳についての質問や回答が行えるようになる。頻繁に発生する仕訳例や勘定科目をテンプレートにしてユーザー間で共有することもできる。仕訳アドバイザーのWeb対応は12月、ソーシャル機能の実装は2011年2月下旬の予定。

 また、決算・申告書作成用のインタフェースを刷新。青色申告決算書や所得税確定申告書の提出用紙を模した入力画面に、実際に数字を記入していくような感覚でデータ入力ができるよう改良し、「年に1度の利用機会でもより簡単に扱えるようにした」(同社)。

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「2010年度に他社がシェア(金額ベース)を落とす中、5%もシェアを伸ばしたのは弥生だけ」と代表取締役社長の岡本氏

 弥生は新製品のリリースに合わせ、新たに3種類のサポートプランを用意した。具体的には、従来のプランに相当する「ベーシック」、すべてのサポート/サービスメニューを利用できる「トータル」、PCの操作に慣れているユーザー向けにベーシックから電話・メールサポートを外して料金を抑えた「セルフ」の3プランとなる。前バージョンではHDDのデータ復旧や仕訳相談などの業務支援サービスを実施していたが、主にPCの操作に関して専任のヘルプデスクが個別に電話対応するサービス(トータルプラン加入者が対象)やMicrosoft Office/Windowsの解説書を電子書籍として自由に閲覧できるサービスを新メニューとして加えた。ヘルプデスクサービスについては、ユーザー企業の業務や事業にまで対象領域を広げる計画だという。

 弥生 11シリーズの価格は、弥生会計 11 スタンダード版が4万2000円、同プロフェッショナル版が8万4000円、やよいの青色申告 11が1万500円など。

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