マカフィー、Webセミナーを視聴できる「バーチャルサポートセミナー」開設:NEWS
製品の新機能や検証結果などの情報をWebセミナー形式で公開。コミュニティーサイトと連携したディスカッションの場なども設ける。
マカフィーは6月29日、インターネット上で同社製品の解説をする「マカフィー バーチャルサポートセミナー」を6月30日にオープンすると発表した。インターネットの接続環境があれば誰でも参加でき、登録作業(※)や費用は不要。好きな時間にWebセミナーを視聴、関連資料をダウンロード可能なほか、同社のコミュニティーサイト「McAfee Japan Corporate Support Community」を利用した情報共有やディスカッションができる。
(※)McAfee Japan Corporate Support Communityでの書き込みには登録が必要
Webセミナーの内容は四半期に1度のペースで変更する。初回は以下6つのプログラムを予定している。
- McAfee Web Gateway 7.x−SNMP/Syslog連携について
- McAfee SaaS Endpoint Protection−導入方法の検討
- McAfee Virus Scan Enterprise−VSEのプロキシー設定について
- McAfee ePolicy Orchestrator−ePO 4.5からのクライアントへのマカフィー製品のインストールとポリシー設定によるクライアント管理方法について
- McAfee VirusScan Enterprise 8.8−V8.8のオンアクセススキャンとフィルタードライバーについて
- McAfee Japan Corporate Support Communityの使い方について
同社は2011年4月18日にユーザー参加型の企業向け製品コミュニティーサイトとして「McAfee Japan Corporate Support Community」を開設。サポート情報に関するQ&A、製品のリリース情報、セキュリティパッチのリリース情報などを発信してきた。それらを統括しているのが同社のテクニカルサポート部門で、今回のバーチャルサポートセミナーも同部門が主体となって運営する。
担当のサポート&サービス統括本部 コーポレートサポート本部 本部長の諸角昌宏氏は、「普段はサポート業務である特性上、突発的な問い合わせへの対応に時間を割いている。サポート部門が持っているノウハウをユーザー向けに発信する機会があまりなかったので、今回はそれを補う場としたい」と同セミナーへの意気込みを語る。
プログラム内容にも、そうした意図が込められている。諸角氏の部署ではサポート部門として推奨する製品の使用方法、実際の顧客環境で起きた問題をトラブルシュートした情報などを蓄積している。オフラインのセミナーであれば扱うであろう、モバイル管理製品「McAfee Enterprise Mobility Management」は、今回はあえて選択せず、実際の顧客から問い合わせが多い内容を中心に構成した。
「これまでは製品の障害やソフトウェアのバグなどの問い合わせを電話や電子メールで受けるリアクティブなサポートが中心だった。こうした活動を通じて、サポート部門から顧客へのプロアクティブなサポートにも力を入れていきたい」(諸角氏)
マカフィー バーチャルサポートセミナーは(http://www.mcafee.com/Japan/support/virtualseminar.asp)からアクセス可能だ。
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