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CFRPなどの複合材向け設計支援ツール「Fibersim 2012」NEWS

複合材を使った製品設計の品質を高めるには? 複合材ならではの特性を考慮した設計支援ツールをシーメンスPLMが発表した。

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 シーメンスPLMソフトウェアは2012年3月15日、「Fibersim 2012」を発表した(米国発表は2012年3月6日)。2011年12月7日に買収した複合材設計ツールベンダーVistagyの製品がシーメンスPLMの製品ポートフォリオに正式に加わることになる。

 Fibersimは複合材を使用した設計に特化した製品。複合材を用いる設計では、線維の向きや配合によって強度などが大きく異なる。同製品ではこうした素材の配合方法などを詳細に定義できる。図面上に複合材の繊維方向やラミネート方法の指定も埋め込めるため、後工程への情報伝達が正確となり、製品の品質向上に寄与できるとしている。

 複合材は航空・宇宙系の業界では既に多数採用されている。自動車などでの採用も進みつつあるが、価格が高いため高級車の一部などで限定的に採用されてきた。近年、安価な製造技術が確立しつつあるため、将来的にはより一般的な素材として採用されることが期待されている。

 一方、設計段階のデジタルモックアップ上で強度などの検証を行う際には複合材の特性を考慮する必要があり、一般的なツールでは対応できない点がネックとなっていた。Fibersim 2012を利用することで、仮想試作段階で複合材を採用した部品の品質を検証できるようになる。

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Fibersim 2012では、繊維方向を指定した「spine-based simulation」が可能。製造時、品質に問題が生じる可能性のある部分を赤色(座屈や変形)や黄色(応力がかかる)で表示している。写真は航空機の部品コンポーネントの検証を行っているところ

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