特集/連載
OpenFlowを対応機器なしで導入できる「オーバーレイ」:トンネル接続で仮想ネットワークを構築
OpenFlowを導入したいが、OpenFlow対応機器を新たに導入するのは負担が大きい。こうした課題を解消するのが、米Big Switch Networksなどが推進する「オーバーレイ」技術だ。
OpenFlowネットワークには、一般的にダンスと同じく1組のペアが必要だ。OpenFlowコントローラー、そしてOpenFlowをサポートするネットワークスイッチである。Software Defined Network(SDN)のベンダーである米Big Switch Networksは、新しいネットワークオーバーレイ技術によってOpenFlowコントローラーのユーザーに無数のダンスパートナーを提供したいと考えているようだ。
Big Switchの新しいOpenFlowオーバーレイ技術は、同社のネットワーク仮想化アプリケーション「Big Virtual Switch」(現在β版)の一部だ。この技術は、OpenFlowに対応しているかどうかに関係なく、任意の物理インフラに仮想的なネットワークを構築できる。
関連記事
- 【技術解説】OpenFlow/SDNの自在な経路制御を実現する技術
- 失敗しない“第1世代”OpenFlow製品の選び方
- ソフトウェア定義型ネットワークを構築するOpenFlowで何が変わる?
- 使える? 使えない? OpenFlowをめぐる賛否両論
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.