クライアント端末の保護に潜む落とし穴:端末の保護&復旧&資産管理に、1製品で臨む
クライアントPCのセキュリティ対策は、どの企業にとっても喫緊の課題だ。だが、従来のセキュリティ製品だけでは、“ある深刻なインシデント”に対処できない。そこには重大な落とし穴があるのだ。
クライアントPCのセキュリティ管理、いわゆる「エンドポイントセキュリティ」は、セキュリティ対策の基本中の基本ともいえる取り組みだ。これを支援するためのさまざまな製品/サービスが存在し、多くの企業が積極的に導入して対策の強化に努めている。
しかし多くの場合、その対策には重大な抜けや漏れが残っている。例えば、アプリケーションに対するパッチ適用もその1つだ。近年、Adobe製アプリケーションのアップデートを怠ったが故に、深刻なセキュリティインシデントを引き起こす事例が増えている。Adobeアプリケーションのアップデートを日々厳密に管理している企業が、果たしてどれだけあるだろうか?
クライアントPCにまつわる課題は、何もセキュリティだけに限った話ではない。東日本大震災以降、多くの企業が自社システムの災害対策に乗り出したが、そのほとんどはサーバやデータベースを保護するためのもので、クライアントPC環境の保護については手付かずのケースが多い。万が一の事態で、データセンター上のサーバやストレージがいくら迅速に復旧しても、クライアントPCの環境が失われたままでは、業務継続はままならないはずだ。
ただ、たとえIT部門がこうした課題を十分自覚していたとしても、これまでは決め手となるようなソリューションが存在しなかったことも事実だ。そんな中、こうした課題を一気に解決し、クライアントPCの運用管理に変革をもたらすソリューションがあるという。
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