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インターネット衛星「きずな」を活用する災害医療の支援活動を 日本医師会とJAXANEWS

災害医療にインターネット衛星「きずな」を活用することを目的とする、共同実験に関する協定を締結した。

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 日本医師会と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月30日、共同実験の実施に関する協定の締結を発表した。この協定は、災害時の医療支援活動におけるインターネット衛星「きずな」の活用方法を検討して共同で実証実験を行い、今後の支援活動に適用することを目的としている。

 両者は、東日本大震災における被災支援活動を通じて「災害医療の支援活動では、被災地での傷病の発生動向、患者/住民の状態や避難所などの状況を把握し、関係者間で情報を共有することが必要」という共通認識を持ったという。

 日本医師会は、被災県医師会との間でビデオ会議を通じて被災地の支援ニーズを把握するとともに、多数のJMAT(日本医師会災害医療チーム)を被災地に派遣。しかし、被災地や派遣元との情報共有手段に課題があったという。JAXAは、通信インフラが遮断されて復旧活動に支障があった被災地に対して、衛星通信回線を提供する支援活動を行った。

 両者は2012年7月26日、きずなを介したビデオ会議のデモンストレーションを実施。「札幌市や首都圏に大震災が発生した」というケースを想定し、日本医師会、北海道医師会、埼玉県医師会の間で被災地のカルテや避難所の情報などを共有した(関連記事:JAXA、衛星「きずな」を利用した遠隔医療の実証実験)。

 今回の協定では、実際の支援活動やデモンストレーションの結果を踏まえ、大規模災害の発生時でも有効なインターネット衛星を活用した情報共有手段の確立を目指すという。

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