特集/連載
モバイルアプリ専用クラウド「MBaaS」が注目される理由:レガシーシステムとモバイル端末を橋渡し
APIを通じてモバイルアプリケーションを既存のデータリポジトリと結び付ける「Mobile Backend as a Service(MBaaS)」(サービスとしてのモバイルバックエンド)が注目されている。
レガシーインフラを解体したり、入れ替えたりすることなくIT部門でモバイル利用をサポートしたい場合、「Mobile Backend as a Service(MBaaS)」(サービスとしてのモバイルバックエンド)と呼ばれる新しいミドルウェアを使ってそれを実現することが可能だ。
米Apigee、米StackMob、米Layer7 TechnologiesなどのMBaaSベンダーは、APIを通じてモバイルアプリケーションを組織の既存のデータリポジトリと結び付けるミドルウェアを提供している。モバイル技術のニッチとして注目を浴びるこの分野では、他のベンダーも、顧客がカスタムアプリを開発したり、米Xamarinや米FileMakerなどのデータベースコネクタを管理したりできる機能を提供する。
モバイルアプリ開発を手掛ける米Intrepid Pursuitsの最高技術責任者(CTO)、マット・ブリッジズ氏は、「データベースとモバイルアプリとなるべきものとの間にサービス層が存在しなければ、われわれは直ちに待ったをかける」と話す。
関連記事
- モバイルアプリ比較:ネイティブアプリとクラウドアプリはどちらが優位か
- ユーザー評価が星3つ以下のモバイルアプリはすぐに忘れ去られる
- 「HTML5でモバイルアプリ開発」は是か非か? ネイティブアプリと比較
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.