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Facebookと仲間たちが公開する次世代コンピューティングの“設計図”:Open Compute Project 活動を拡大
米Facebookが主導するOpen Compute Projectが新たにネットワーク分野への取り組みを開始した。このスイッチプロジェクトの中身について、Facebookの技術者2人に聞いた。
米Facebookが主導する「Open Compute Project」(以下、OCP)の範囲が拡大し、ネットワークが取り組みの対象に加わった。2013年5月中旬に米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開催された初の会議「OCP Engineering Summit」で、オープンソースのトップオブラック(ToR)スイッチの仕様を策定する計画が始動した。
OCPは、Facebookが運用しているような大規模データセンター向けのオープンソースのサーバ、ストレージ、ラック、その他の周辺機器の設計仕様を提供している。現在、任意のスイッチOSを利用できるOCP仕様の任意のオープンソーススイッチを、このデータセンターで運用できるようにすることで、ネットワークのブラックボックスの世界を打ち破ろうとしている。
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