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“月額500円”のクラウド型セキュリティ、その効果はいかに?:クラウドで早く、安く、お手軽に
企業にとって必須だがとても面倒。そんなセキュリティ対策も、クラウドを活用すれば安価で手軽に始められる。「初期費用なし、月額500円の運用コスト」で始められる、お手軽セキュリティサービスを紹介する。
「ウチのPCセキュリティは大丈夫」――。そう言い切れる企業はどのくらいあるだろうか。もしかしたら、このような声がオフィスに飛び交ってないだろうか。
- 「セキュリティソフトが重くてしょうがないから切っちゃえ! ウイルスなんかに引っ掛かるわけないじゃないか」
- 「電源を切ろうと思ったらパターンファイルの更新とか出てくるし……。面倒だから無視するか」
- 「なんか警告っぽいのが出ているけど、本当に危険ならセキュリティ管理者が飛んでくるよな。そういえばウチの会社、セキュリティ管理者誰だっけ?」
クラウド型サービスが普及する前は、セキュリティ対策をきっちりやろうとするとコストも手間も掛かって大変だった。セキュリティ管理者を置くのは必須で、セキュリティ管理サーバを用意する必要がある。その上、何か問題が起こったら担当者が即時対応しなければならないなど、とにかく「面倒くさい」のが常だった。
企業のセキュリティ担当者の中には「パッケージのセキュリティ対策ソフトがあれば大丈夫」と考えている人がいるかもしれないが、それも危険をはらんでいる。利用者が簡単に止めることができてしまうからだ。個人のPCであれば自己責任であっても、企業のPCでは大問題になる。
企業向けセキュリティソフトの必要性は分かっていても、お金も手間も掛けられない。そんな多くの企業のニーズに応えられるのは「クラウド」だ。最近では月額500円ほどのコストで強固なセキュリティ対策を行えるサービスがある。こうしたクラウド型サービスは、これまでの運用の手間をどれくらい軽減してくれるのか。早速見ていこう。
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