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IT環境が店舗ごとにバラバラなカーショップ、解決策はクラウド化プライベートクラウドでインフラ統合

店舗ごとにさまざまなバージョンのソフトウェアを、時代遅れのハードウェアで使用していた自動車スーパーマーケットの英Motorpointは、事業拡大のためにITインフラの統合が急務だった。

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 オンラインで自動車小売業を営む英Motorpointは、一貫性のないITインフラと時代遅れのハードウェアが事業の成長と拡大の足かせとなっていることから、アジリティと効率性を高め、事業拡大を推進するためにクラウドベースのインフラへの切り替えを決断した。

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 同社は1998年に設立された英国の自動車スーパーマーケットで、3500台以上の新車や新古車を抱えている。ここ12カ月の販売台数は3万1000台を上回る。

 同社はWebサイトに加え、バーミンガム、バーンリー、チングフォード、ダービー、グラスゴー、ニューポート、ピーターバラの英国7都市に店舗を構えている。各店舗は、さまざまなバージョンのソフトウェアを、時代遅れのハードウェアに組み込んで使用している。標準化を行っていなかったため一貫したサービスを提供できず、経営陣はITをアップグレードすることで効率を高めるしかなかった。

 「各支社のITインフラが統一されていないことが、当社の大掛かりな成長計画の妨げとなっていた。導入するソリューションはIT管理の効率を大幅に高めるものでなければならなかった」とMotorpointの管理部長マーク・カーペンター氏は言う。

クラウドベースインフラの機敏性

 急成長を続けているMotorpointは、新しいサイトを素早く立ち上げ、既存サイトの効率も高める堅牢なITインフラを求めていた。

 さらに、英国全体に支社を急速に拡大していくために、データセンターを運営する通信プロバイダーの英Node4に目を向け、クラウドベースインフラの導入を決めた。

 「当社のIT部門は、ITリソースを新しい支社に素早く振り分け、さらに全サイトのハードウェアとソフトウェアを単一の一貫した統合プラットフォームにまとめることも必要だった」とカーペンター氏は語る。

 Motorpointは、Node4のn4Cloudというプライベートクラウドベースのサービスを導入した。このプライベートクラウドは主にノーサンプトンにあるNode4のデータセンターで運用される。MotorpointのITチームは、ITサービスの一貫性を保証し、ノーサンプトンのデータセンターが停止した場合に備えて、クラウドのバックアップとレプリケーション戦略も採用した。ノーサンプトンのプライベートクラウドは、ダービーにある別のNode4データセンターでバックアップされる。

クラウドベースのインフラ

続きはComputer Weekly日本語版 3月5日号にて

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