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病院内に存在する「超芸術トマソン」との正しい付き合い方:J-SUMMITS 連載コラム「電気羊はユーザーメードがお好き!?」
単に電子化しただけでは結局、誰のためにもならない。あまりに非実用的なシステムに遭遇したことはないだろうか。そうしたシステムとどう向き合い、改善していくべきかを探る。
医療現場における電子カルテの導入や利用に関するエッセイ集『電子カルテは電気羊に食べられる夢を見るか』(加藤 五十六 著)を題材に、「日本ユーザーメード医療IT研究会」(J-SUMMITS)のメンバーが、現場が抱える課題の解決策をリレー形式で提案する本連載。今回は「トマソン」の章を取り上げる。
先日、亡くなられた作家、随筆家、美術家である赤瀬川 原平氏らが名付けた「超芸術トマソン」。あまりに非実用的な物を表す芸術上の概念だが、加藤氏は、エッセイの中で病院内にもトマソンが多く存在すると述べている。本稿では、山陰労災病院の太田原 顕氏が自身の経験を踏まえながら、院内にあるトマソンとの付き合い方を指南する(編集部)。
連載インデックス
- 序章:医療現場のIT化に尽力した加藤五十六先生
- 第1回:電子カルテ導入成功の秘訣は「ベンダーのキーパーソンを見極める」こと
- 第2回:電子カルテの家系図は「単なるお絵かき」では済まされない
- 第3回:ダチョウ倶楽部の解散が病院経営を改善する!?
- 第4回:一患者一生涯カルテは実現可能? そのシステム要件を整理してみた
- 第5回:ユーザーメイドで何が悪い!? 「インシデントレポート」からの教訓
そもそも“トマソン”って何? という方へ
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