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Googleドライブ活用事例:「常に最新のファイルが使えること」の価値Google Appsでイノベーション

英AllSaintsは、GoogleドライブをはじめとするGoogleツールを導入したことでコラボレーションの質が激変。同社を悩ませていた多くの問題や非効率性を一掃した。

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Computer Weekly

 英国のファッションブランドAllSaintsは、Google Apps、Googleドライブ、ソーシャルメディアツールなど、米Googleの製品で同社のテクノロジー戦略を一新。世界各地の社内クリエイターチーム間のコラボレーションの質を高めると同時に、イノベーションを推進している。

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 このアパレルブランドは、“創造性を形にする”というコンセプトを打ち出して、広告写真、マーケティング用映像、音楽イベント、ショールームの家具に至るまで、ブランドのアピールについては、斬新なアプローチを提示し続けている。

 以前の社内IT環境では、創作上のリスクを承知で(プロジェクトを)進めたり、素早く施策を立ち上げたりするのが困難なために、社員は苦痛を感じていた。そこでGoogle Appsに移行したところ、業務の進め方がすっかり変わったと話すのは、AllSaintsのグローバルイノベーションマネジャー、ダン・ハートリー氏。

 ハートリー氏はGoogleのブログに寄稿して「当社では、デザイナーはイースト・ロンドンのAllSaints Studios(スタジオ)にいる。縫製工場と国外拠点はトルコ、ポルトガル、香港にあり、小売店舗は世界各地で展開している。Googleのツールを導入したことにより、こうした拠点間の連携が容易になり、連帯感が深まった」と記述している。

 「別の社員に『この文書の最新バージョンが欲しい』とメールで依頼する必要がなくなった。以前は、遠く離れた拠点の社員に依頼のメールを送り、添付ファイルが届くのを待つのが普通だった。だが、ファイルが届くころには別の誰かがそのファイルのコピーに既に手を加えていて、届いたファイルが無駄になることがよくあった」と同氏は説明する。

 同社の120の店舗と10カ所の拠点に散らばる2500人の社員は現在、ファイルを全てGoogleドライブに保存している。こうすることで、開いたファイルは常に最新版であると安心できるようになった。「このIT環境に移行したことで、複数の部門が連携して1つのことに取り組む環境が作りやすくなり、これまでは思い付きもしなかったアイデアやソリューションが生まれるようになった」とハートリー氏は話す。

 さらに、小売店舗の業務もGoogleドライブによって大きく変わった。

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