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競合4社の合計をも上回るAWSの優位はいつまで続くのか?Salesforce.com、MS、IBM、Googleに勝ち目はあるか

米調査会社SRGの市場分析リポートによると、AWSの事業規模は競合するSalesforce.com、MS、IBM、Googleの合計を上回るという。AWSが現在の地位を築いた理由とは何か?

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Computer Weekly

 米Amazonの「Amazon Web Services(AWS)」はクラウドインフラサービス市場をけん引しており、その事業規模は競合4社の合計をも上回る。

 米調査会社Synergy Research Group(SRG)が2015年第1四半期のクラウドインフラサービス市場を分析したリポートによると、AWSは圧倒的な優位を維持しており、他社を引き離している。

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 一方、SRGのリポートは、クラウドインフラサービス市場でAWSの主要競合企業となっている米Salesforce.com、米Microsoft、米IBM、米Googleの4社にもAWSを上回る領域があると報告している。

 SRGの主席アナリスト兼リサーチディレクターのジョン・ディンスデール氏は、リポートの中で次のように指摘する。「クラウド事業は実にさまざまな方向への展開を見せているが、その全てを見渡しても、現在クラウド部門の年間売上が50億ドルを超えていることが確認されたのは、Amazon、IBM、Microsoft、米HP、米Cisco Systems、Salesforce.comの6社だ。この6社はそれぞれ、クラウド市場の中で抜きんでた実績を上げた分野を持っている」

 「ただし一定の指標だけで厳密に比較すると、クラウドインフラサービス分野では、AWSの業績は依然として他社を大きく引き離している。しかもクラウドインフラサービス分野は、SaaSやクラウドインフラのハードウェアおよびソフトウェアよりも急激に伸びている」

ニッチ市場を開拓するクラウドプロバイダー

 本誌Computer Weeklyは、このリポートについてディンスデール氏に直接インタビューする機会を得た。

続きはComputer Weekly日本語版 6月17日号にて

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