ビジネスに役立つ5つの用途
Android端末からWindows 8を操作する様子(TechTargetジャパン記事「iPadやAndroid端末からWindowsアプリが使える「リモートデスクトップ」10選」から)《クリックで拡大》
リモートデスクトップとは、離れた場所にあるコンピュータに接続し、そのコンピュータのデスクトップ環境をローカルクライアントであるかのように操作できるプログラムまたはオペレーティングシステム(OS)の機能である。
リモートデスクトップ機能の代表的な用途は次の通りだ。
- 自宅/外出先から、職場のコンピュータにアクセスする
- 自宅以外の場所から自宅のコンピュータにアクセスする
- 遠隔操作でコンピュータの問題を解決する
- 管理者権限の必要なタスクを実行する
- プロセスやソフトウェアなどのデモを実施する
リモートデスクトップの接続には、Remote Desktop Protocol(RDP)、Virtual Network Computing(VNC)、NXテクノロジー、Independent Computing Architecture(ICA)などのプロトコルのいずれかを利用する。
リモートデスクトップソフトウェアは、モバイル端末も含めてほとんどのOSとプラットフォームに対応している。米Microsoftと米Appleは、それぞれ「Remote Desktop」という製品を提供している。その他のリモートデスクトップ製品としては、「Citrix XenApp」「CrossLoop」「Jaadu(iPhoneとiPod touch用)」「GoToMyPC」「pcAnywhere」「Chicken of the VNC」などがある。
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リモートデスクトップについてもっと詳しく調べる
リモートデスクトップとは何か
熱心なiPadユーザーだが、このWindowsアプリだけは使いたい――。そんな人の有力かつ手軽な解決策となるのが「リモートデスクトップアプリ」だ。リモートデスクトップアプリを使用すると、タブレットなどクライアントアプリを実行している端末から、ホストソフトウェアが稼働する他の端末へ接続できる。
米Microsoftの「Windows」、米Appleの「Mac OS」、OSSの「Linux」にはリモートデスクトップ接続のホストソフトウェアが同梱されている。Appleのタブレット「iPad」で利用可能なリモートデスクトップ接続のクライアントアプリも豊富にある。
リモートデスクトップ製品/サービスを徹底比較
iPadやAndroidタブレットからWindowsアプリケーションを利用したい――。
こうしたニーズに応えるのが、モバイル端末用リモートデスクトップ製品/サービスである。
RDP(Remote Desktop Protocol)をはじめとする画面転送プロトコルを利用し、スマートデバイスからインターネット経由で社内のクライアントPCを操作する仕組みだ。画面サイズや拡張性に制限のあるスマートデバイスでリモートデスクトップを快適に利用可能にすべく、ベンダー各社は操作性や管理性の向上に知恵を絞る。
企業向けの主要なモバイル端末用リモートデスクトップ製品/サービスを紹介する。
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