トラックパッドはMacBookに負けていない
徹底レビュー:レノボの「Chromebook」が“お値段以上”の見事なボディで驚いた(1/3 ページ)
Googleがやめるといったりやめないといったりと落ち着かない「Chrome OS」と「Chromebook」だが、依然として好調だ。その多くは価格を抑える副作用として“チープ”な部分が隠せないが、レノボのChromebookはちょっと違うようだ。
中国Lenovoの「Lenovo 100s Chromebook」は、外出の多いユーザーをターゲットにした11.6型ディスプレイ搭載でOSにChrome OSを採用するクラムシェルデバイスだ。処理能力はデスクトップPCに劣るものの、Webブラウジングやオフィスアプリの基本的な処理については問題ない。LenovoのWeb直販ページにおける最小構成価格は179ドルで、コストパフォーマンスは優れているように思える。しかし、低価格であることを如実に表す特徴も幾つかある。その具体的なポイントを紹介した上で、Lenovo 100s Chromebookはどんなユーザーなら満足して使うことができるのかを考えてみよう。
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いったいどうなるChrome OSをチェック
米TechTargetが評価したLenovo 100s Chromebookのスペックは次の通りだ。
| 評価したLenovo 100s Chromebookの構成 | |
|---|---|
| OS | Google Chrome OS |
| ディスプレイサイズと解像度 | 11.6型 HD LEDバックライト 1366×768ピクセル |
| CPU | Celeron N2840(2.16GHz、最大2.58GHz、2コア2スレッド、2次キャッシュメモリ1Mバイト) |
| グラフィックスコア | Intel HD Graphics |
| システムメモリ | DDR3L 2Gバイト |
| ストレージ | eMMC 16Gバイト |
| 無線LANコントローラ | Intel Dual Band Wireless-AC 7260 |
| 本体サイズ | 300(幅)×209(奥行き)×19.9(高さ)ミリ |
| 重さ | 1.2キロ |
| 最小構成価格(Lenovo Direct) | 179ドル |
ボディの構造とデザインはチープか?
Lenovo 100s Chromebookにはカラーバリエーションがない。これは、低価格なChromebookでは一般的なことだ。例えば、米HPの「HP Chromebook 11」もボディカラーは1色だけだ。だが、Lenovo 100s Chromebookは堅牢性に優れている。ボディパネルには織物のようなテクスチャを施している。手触りはよく本体のホールド感を高めている。そのため、ディスプレイを閉じた状態で持ちやすい。ただし、プラスチック製の素材であるが故に指紋が付きやすい。本体を数分触っただけで、皮脂や汚れの跡が目立つだろう。ディスプレイベゼル(枠)の幅は、広くて作業をしているユーザーの気が散る要因になりかねない。だが、このように幅広なベゼルもほとんどのChromebookと共通する特徴だ。
Lenovo 100s Chromebookはデュアルヒンジを採用しているので、ディスプレイを開閉しやすい。だが、同時にディスプレイのぐらつきも気になる。本体とキーボードがあるメインデッキは強度を確保しており、キーボードを押してもたわまない。一方、ボディのディスプレイ側は薄い。ディスプレイの開閉時に軽く押すだけでたわんでしまう。ディスプレイのぐらつきとたわみの原因は、ヒンジではなく超薄型のディスプレイボディにあると考えて間違いない。
ただ、この部分を薄くして本体全体を薄くしている。ディスプレイを閉じると、その厚さは19.9ミリで本体の重さは1.2キロになる。Lenovo 100s Chromebookは11.6型ディスプレイ搭載ノートPCとしては軽量で持ち運びに優れている。同じ11.6型ディスプレイ搭載Cromebookで米Dellの「Dell Chromebook 11」は本体の厚さが21ミリで重さは1.3キロだ。多くの新しいChromebookは大型の画面を搭載し、低価格なデスクトップPCの代替デバイスになるべく企画しているが、Lenovo 100s Chromebookはモバイルユーザーも念頭に設計していることは明らかだ。
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