事例:アルパインがグローバルの品質レベルマネジメントを刷新、その狙いとは:日本アイ・ビー・エム株式会社提供ホワイトペーパー
ビジネスプロセスの可視化が求められる背景には、品質マネジメントシステム(QMS)の高度化がある。自動車業界向けQMSはISO(国際標準規格)9001、大手自動車会社によるQS9000、さらに2000年代にTS16949として品質管理システムが強化され、対応を迫られていた。
アルパインは車載音響機器、車載情報機器のグローバルトップクラスの企業である。同社がビジネスプロセス管理ツールを導入した背景には、品質管理の厳格化がある。守るべきQMSに対応するため継ぎ足しを繰り返し、プロセスが複雑化。Excelを使った業務フローではプロジェクト全体の流れの確認が困難となり、結局「人」が間に入って調整する状況であった。
この状況を改善するため、QMSをグローバルで統合するツールの導入を検討した。その選定のポイントとは、ユーザー視点での使いやすさ、国際的ガイドラインへの準拠、オンプレミスとクラウド双方に対応可能、英語・日本語・中国語の多言語対応などであった。
本講演資料は、2014年4月から半年でツール調査から本番運用の開始という短期間での導入における、プロジェクトの取り組み事例の紹介である。Excelで記述されていた既存の業務プロセスを、分かりやすく全てのユーザーが全体の整合性を確認できるようにした点など、国内外の拠点間でのデータ共有や品質管理体制の整備に悩む担当にとっては、この事例を検討の参考としてほしい。
※本ホワイトペーパーは2015年10月21日に行われた「IBM Cloud Innovation Forum」の内容を収録。
「IBM Cloud Innovation Forum」とは?
「IBM Cloud Online Seminar」内で公開中のバーチャルショールーム
2015年10月21日に開催された「IBM Cloud Innovation Forum」は、CIOやIT部門を率いる責任者が自社のビジネス変革の取り組みをリードし貢献するために、多様な視点やヒントを紹介するイベントです。次世代ビジネスに実際に取り組んでいるユーザー、パブリッククラウドとプライベートクラウドを適材適所で併用するハイブリッドクラウドを実践しているユーザー、ハイブリッドクラウドにより運用効率向上やIT業務の進化を遂げているユーザー自らが登壇しました。「IBM Cloud Online Seminar」では、同イベントのバーチャルショールーム版を公開中です。
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本ホワイトペーパーは講演番号「C-2」よりご覧ください。
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