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「Windows 10」問題は数年後にやってくる Edge互換性、プライバシーなど山積:互換性とプライバシーに懸念(2/2 ページ)
注目の「Windows 10」だが、移行にまつわる問題はあらゆるOSと同様に存在する。“人柱”になった米国の先行ユーザーは、互換性とプライバシーの問題を指摘する。
Microsoft Edgeの前に立ちはだかるアプリとの互換性
Windows 10には、新しいブラウザである「Microsoft Edge」が導入された。Edgeには多数の機能が搭載されている。例えば、読みやすい形式でWebページを表示する「読み取りビュー」や、ユーザーがWebページに直接書き込める「Webノート」などがある。
ブルガリアTelerikの「Telerik Developer Network」にブログ記事を投稿しているジョン・ブリストー氏によれば、Edgeは一般的な「Internet Explorer API」と縁を切っているという。具体的には、Microsoftの「ActiveX」やSilverlightなどだ。つまり、Windows 10に移行してSilverlightアプリを運用しようとしても、Edgeではアプリを操作できない。Windows 10にもIEは搭載されている。だが、Microsoftは、IEのサポートを2021年の10月に終了するとしている。それまでに自社の開発者がEdgeに対応したアプリを用意できるかどうかを見極めなければならない。
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