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サムスンは逃げるAppleの“尻尾”に触ることができるのかソフトウェアでiPhoneを凌駕できる?

韓国Samsung Electronicsは、モバイル部門のトップを交代した。彼に与えられた任務はハードウェアではなくソフトウェアでGalaxyがAppleのiPhoneを凌駕すること、というが?

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低迷するSamsungのスマートフォンを救うのはソフトウェアなのか?

 今や韓国Samsung Electronicsの業績は米Appleから大きく引き離されてしまった。それに伴い、株価も大幅に下落している。こうなると、Samsung Electronicsのだれかが責任を取らざるを得ない。

 その具体的な動きが今週起きた。6年間にわたって同社モバイル部門の指揮を執ってきたシン・ジョンギュン氏に代わる責任者として新たにコ・ドンジン氏が就任した。ドンジン氏は、これまで「Samsung KNOX」および「Samsung Pay」の開発を統括していた。

 AppleとSamsungのコンシューマ向けスマートフォンは、共にユーザーを増やしており、かつ「BYOD」(私的端末の業務利用)の拡大によって企業のIT部門は「iOS」と「Android OS」の両方をサポートする必要に迫られるまでになっている。しかし、ここ数年、Samsungは自社のスマートフォンを競合製品と差別化できないために、モバイル事業は苦しい立場に立たされている。


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