特集/連載
「GitHub」でデータセンター運用を自動化、その活用例は?:これを使わないのは損失大
「GitHub」はソフトウェア開発者に向けた共同作業のための総合ユーティリティだが、データセンター管理者にとっても、自動化スクリプトの作成やオープンソースコラボレーションに役立つ。
多くのソフトウェア開発が利用している「GitHub」は、データセンターの運用管理にも便利だ。GitHubと呼ぶ人が多い「Git」リポジトリ(分散型バージョン管理システムのGitで使う、ファイルの各バージョンを管理するデータベース)は、直感的な変更管理機能や、共同でコーディングを行うプロセスの簡素化のために用意した多くの機能を利用して、プロジェクトを一元管理できる場所を開発者に提供する。
Gitの中央リポジトリはプロジェクト全体のソースコードを保持する。データセンター管理者もGitHubを使って、オープンソースのデータセンター自動化プロジェクトを進め、世界中の管理者がそのコードを改良したり、自社のインフラに合わせて実装するための出発点として利用したりできる。
この記事では、データセンター運用チームがどのような分野でGitHubを利用して、特定の社内チームや大きなITおよびデータセンターコミュニティーの力を借りられるかを示す例を幾つか紹介する。
併せて読みたいお薦め記事
データセンター管理技術最新動向
- 「液冷方式」普及も――2016年データセンターを変える8つのトレンド
- データセンター管理者が知るべき、成功するための6つのステップ
- 2020年データセンター「完全仮想化」への旅、技術進化から未来を予想する
- サーバの水冷却方式に“不都合な真実”、水不足で批判相次ぐ
- もはやケーブルは触らない、API連係で自動化が進むデータセンターの今
- 電力効率がより重要になるサーバ選び、そのためのツールとは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.