欲しくなるのは仕方ない
「iPad Pro」をビジネスユーザーが手にすべき“もってこい”の理由
米Appleが法人市場を狙って投入した新タブレット「iPad Pro」は、64ビットの「A9X」チップセットと4GBのメモリなど、この市場での競争で際立つ数々のスペックを備えている。
「iPad Pro」は単に米Appleのタブレットの大型バージョンというだけではない。その強力な性能やトップクラスのバッテリー駆動時間、豊富な周辺機器のサポートは、iPadの小型バージョンと比べものにならない。
iPad Proの最大の魅力は、妥協を排したその圧倒的なスペックと機能だ。iPad Proの12.9インチ型ディスプレイは、標準モデルの「iPad Air」の9.7インチ型ディスプレイや、米Microsoftの「Surface Pro 4」の12.3インチ型ディスプレイよりも大きい。このサイズに加え、ディスプレイのアスペクト比が4:3のiPad Proは、表計算ソフトウェアでの作業をはじめ、ほとんどあらゆる業務で使える。
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他のタブレットとの比較記事
iPad Proが買いである理由を解説
Appleによると、iPad ProのCPUは「iPad Air 2」の2倍のパフォーマンスを提供する。また、米TechTargetのテストでは、激しい使用環境においてもバッテリーは16時間フルに持続した。iPad Proに関して最もエキサイティングなのが、新スタイラスペンの「Apple Pencil」と「Smart Keyboard」だ。これらの周辺機器を使えば、タッチスクリーン方式では不自由に感じる作業も楽になる。
価格
iPad Proの価格は、32GBのストレージと通信機能がWi-Fiだけのモデルの799ドルから。同タイプの128GBバージョンは150ドル高く、これに携帯回線対応機能が加わると価格は1079ドルになる。各モデルともシルバー、ゴールド、グレーの3色が用意されている。
仕様
iPad Proのサイズは約306×221×6.9ミリで、重さは726グラム。ディスプレイの解像度は2732×2048ピクセルで、これは264ピクセル/インチに相当する。OSは「iOS 9.1」で、64ビットの「A9X」チップセットとモーションコプロセッサの「M9」および4Gバイトのメモリを搭載する。おなじみのAppleのホームボタンに加え、指紋認証用の「Touch ID」センサーも備える。さらに新タイプのコネクタである「Smart Connector」も装備する。これはSmart Keyboardなどの周辺機器と接続するためにiPad Proの側面に組み込まれたセンサーだ。
企業ユーザーにとっての長所と短所
大型ディスプレイと強力なプロセッサも大きな長所だが、もっぱらiOSを使っているユーザーはApple Pencilの便利さに驚くかもしれない。また、大型ディスプレイと大容量メモリを備えたiPad Proは、「Split View」や「ピクチャ・イン・ピクチャ」といったiOS 9.1の機能を生かすことができる。
パワフルなスペックが魅力のiPad Proだが、考慮しなければならない短所もある。他のiPadモデルと同様、iPad ProはUSB入力端子とSDカードスロットを備えておらず、Apple独自の「Lightning」を使用するため、他社のタブレットと比べると外部機器からデータを取り込む作業が煩雑になる。またiPad Proは高価であり、Smart KeyboardとApple Pencilを加えると、それぞれ169ドルと99ドルの追加出費になる。新しい「iPhone 6s」に搭載された「3D Touch」機能も備えていない。これはユーザーが画面を押す圧力の強さに応じて異なる動作が実行されるという便利な機能で、特にビジネス向けのタブレットアプリで利用できれば重宝するはずだ。
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